『やばい!』
「やばい」が「素晴らしい」
という意味で使われだして久しいですね。
今では、ほとんどの人が
理解できるのではないでしょうか?
私も、理解はできるものの、
自分では使わない
「若者言葉」だと思っていました。
どちらかと言えば、
語彙の少ない人が使っている…
くらいのイメージだったんです。
ところが、
結構重宝されているんですね、この言葉。
ママ友の会話などで、
大活躍だそうです。
例えば、
「うちの旦那、
このところ帰りが遅くって、
毎晩12時過ぎるのよ!」
という言葉に対して
「それ、ヤバいね~!」
と使うんですって。
ポイントは、肯定とも、否定とも
受け取れるところです。
話し手のママが
「そんなに遅くまで頑張って働くパパを
ほめている」のか
「仕事ばかりで、家に寄り付かないパパを
なげいている」のか
聞き手は判断できなくても、
「やばい」なら相づちが打てるわけです。
「当たり障りなく会話する」ことが大切!
とされるのでしょうね。
まぁ、いちいち言葉尻を捕まえて
「違う」と言われるのも嫌ですが、
相手に気を使い過ぎて、
言葉がワンパターンになるのも心配です。
なぜって、
その会話を聞いて育つのが、
子どもたちなのですから…。
人間関係を楽にスルーしたい気持ちは
よ~くわかります。
でもね、
親が正しく自己主張をする『お手本』
を示さなければ、
子どもは学ぶ機会が
無くなってしまいませんか?
自分も相手も大切にできる自己主張、
是非、身につけて実践してみて下さい。
楽に、自分らしく、輝きましょう!