「迷子にならない魔法の言葉」

外出するのに心地よい季節になってきましたね。
子どもさんとの外出も増えそうです。

私も、動かない鳥として有名な
「ハシビロコウ」に会いに行こうかな
なんて考えています。

 

楽しいはずのお出かけで困るのが、
「迷子」ですよね!

子ども達は目新しい世界が広がると
ついついそちらに気をとられ
自分だけの世界へ入りがち…。
ふと現実に気が付けば、
「あれ?ママが居ない!」
とパニックで大泣き!
なんてことも良くあります。

「ママが黙って消えた訳ではありません。
あなたが一人でフラフラ行ってしまったからでしょ!」

そう腹を立ててみても、
人込みに紛れて
子どもが見つからない数分間の
「えっ?!なに?あの子がいない!!!」
というあの不安は、
今思い出しても冷や汗が出そうです。

その為にママは
「ほら、ちゃんとママと手を繋ぎなさい。」
「一人で勝手に走り出しちゃダメよ!」
と口を酸っぱくして言い聞かせます。

でも、残念なことに、効果は…。
毎回言われて、耳タコになっている子ども達には
心に届いてない場合もあるようです。

 

そんな中で、ステキな言葉を
教えてもらいました。

ショッピングモールで
ママのお買い物を待っている
パパと小さな男の子。

「ここは人が多いから、迷子になりそうだね!
パパが迷子にならないように、
しっかり手を繋いでいてくれる?」

すると男の子は、自慢げな笑顔で

「うん、大丈夫だよ!
ちゃんと僕が手を繋いでいてあげるから、安心して!」

 

人って、頼られると頑張っちゃいますよね。
子どもだってそれは同じ!
ママがお買い物を終えるまで、
パパの手を離さないことが
男の子のミッションになったんです。

1.迷子にならない
2.ミッション遂行で自信がつく
3.人の役に立つ経験ができる

大人の対応が変わるだけで
子どもへの影響は
大きく変わるんですね。

 

親は子どもに対して
「教える」「命令する」
になりがちです。
でも、効果を考えるなら
「お願い」「提案」も有効ですね。
どうぞ、上手に使い分けてみて下さい。