モクレンの花
昨日から、急に寒さが戻りましたね。
駅へ向かう時にふと見上げた街路樹に
モクレンのつぼみがありました。
小雨が降る寒空に
春を一番早く告げようとするように
天に向かって膨らむ小さなつぼみ!
「あぁ、今年ももうすぐ春が来るんだ~」
と嬉しくなった私です。
私たちは、花をつけて初めて
「そこにモクレンの木が有ったんだ!」
と気づきませんか?
寒い冬の間、内部で花を咲かせる用意をしている間は、
誰も気に留めないことが多いと思うのです。
例え外からは見えなくても
内部でしっかり準備ができたから
花が咲くわけですよね。
人にはわからなくても
内部の準備って、大切です。
これって、子ども達にもあてはなりませんか?
昨日までできなかったことが、ある日急にできるようになる。
これも、それまでの準備があったからこそ。
でもその準備は、大人の目には見えないことも多いから
「まだ?」「ちゃんとやってる?」
なんて、言ってしまいがち!
花が咲くのにも準備期間が必要なら
子どもの成長にも、時間がかかって当たり前ですね。
親から見て、変化がないように感じたとしても
「今は内部の大切な準備期間」
と思えれば、焦らなくて済みます。
親も子も楽になれるでしょう。
花は咲くまでの間に、
どんな外から見えない準備をしているのか?
子どもさんと一緒に調べてみるのも面白そうですね!