子育てコンパス

こんな言葉を見つけました。

世界の変化のスピードがこれだけ早くなると、「地図」はもはや役に立たない。必要なのは「コンパス」です。

実業家:伊藤穣一

いろんな要素が
複雑に折り重なり展開している現代では、
事前に作られた「地図」を基に航路を選んだとしても、
すぐに想定外の事態が発生してしまい
思い通りには進めなくなるでしょう。

そんな時代に必要なものは、
目先の緻密な航路よりも、
「どちらを向いて進むのか?」
を指し示す「コンパス」なのだと受け取りました。


これって、子育てでも言えますね。


私たちは、子どもを育てるうえで、
目先の「成績」や「順位」に
振り回されてはいないでしょうか?

本当にそれだけで、
本人の望む未来へたどり着けるのでしょうか?

私が子どもの頃は、
「良い学校を卒業し、良い会社に就職したら幸せ」
と多くの人が信じていました。

でも、今は違いますね。

「自分は何がしたいのか?」
「自分が進みたい方向は?」

を明確にしたうえで、
航路を選択したいものです。

最終的な方向が決まってさえいれば、
少々道に迷ったとしても、
軌道修正が楽にできます。

寄り道が「味」となって
味方してくれることでしょう。


「正しさばかりを求める子育て」をやめて、
「親も子も楽しめる子育て」をするためにも、
親の在り方として、「子育てコンパス」が必要ですね。


子どもを育てるうえで悩みは尽きませんが、
コンパスが進むべき道を指し示してくれるなら、
曲がりくねりながら人生を楽しめそうではありませんか?

さあ、あなたの子育てコンパスは
どちらを向いていますか?

私のコンパスはシンプルに
娘が望む幸せ」を示しています。