当時の私は、速く自立させることが
子育ての第一目標でした。
自分の思い描く「よい子」に娘が近づけば
私が安心できるんですね。
娘を無理やり型にはめて
厳しく育てた結果
彼女は何をするにしても
私の顔色を気にするように
なっていました。
「お母さんに嫌われたら
私は捨てられる…」
真剣にそう思っていたそうです。
「ヘマをしたら、愛してもらえない。」
「いつもお母さんが望む
いい子でいなければ!」
彼女は、どんどん元気をなくし
自信がなくなり
楽しいことが無くなっていきました。
子どもが喜ぶだろうと
ディズニーランドや、
海外旅行へも行ったのですが
単に親の自己満足だったようです。
大人になってから
「本当は、家に居たかった」
と話してくれました。
目次
3母の顔色を気にする娘