子育てをもっと楽しめばよかった
今、自分の子育てを振り返って切実に思うのが
「もっと子育てを楽しめばよかった」
ということです。
なので、ママ向けの講演では、
子育ては今しかない貴重な時間だから、
充分に楽しんでね!
とお伝えしています。
しかし、当時の私のように
- 子育てに失敗は許されない
- 親としてできる限り頑張らねば
- ケガをさせたらどうしよう
- 病気に気づけなかったら大変!
- 今から〇〇させておかないと学校で困らないだろうか?
- ちゃんとお友達をつくれるだろうか?etc.
など心配が多くてとても楽しめない
というママが多いのも現実です。
私の場合、
娘が成長すれば安心できるどころか、
新たな不安の種が増えていきました。
その不安を少しでも減らしたくて
先回りして先手を打とうと、
躍起になっていた気がします。
その結果、
『我が子と過ごす今』
がおろそかになっている事に
気付きもしなかったんですね。
そうです。
わかりもしない未来に振り回されるのではなく、
今目の前にいる我が子と共に過ごす時間を
どれだけ大切にできるか!なんです。
「人より上手に〇〇ができる」ことより、
「自分はママにいっぱい愛されていると信じられる」ことの方が、
子どもにとってどれだけ大切な事でしょう。
その後のお子さんの人生において、
大きな差となって表れてくるのです。
何も難しいことはありません。
親子で一緒に、お互いに楽しい時間を過ごせばいいのです。
ただ、少しのスキルは必要です。
- 周囲からやって来る不必要な助言への対応
- 大事な事を家族へ伝える方法
- 相手の気持ちを尊重する聴き方
- 上手な自己表現etc.
私はコミュニケーションを学んだことで、
自分らしく生きるすべを手に入れました。
相手の本音が聴けるようになり、
自分の言いたい事を、
相手が受け取りやすい形で伝えられるようになると、
鎧(よろい)を着けずに毎日を過ごせることに気づいたのです。
自然体で生きてみると、
身構えることがないので楽です。
心にゆとりもできるので、笑顔が増えます。
この状況で子育てができたなら、
どれだけステキだったろう。
どれだけ娘の可能性を
広げることができただろう。
そう思ってしまうのです。
今子育て中の皆さん、
どうぞ今を楽しんでください。
あなたを縛る鎧(よろい)は、
コミュニケーションというツールが
解き放ってくれますよ!
ママが幸せになると、
お子さんも幸せになります。
家族のために、
ママのコミュニケーションを磨きましょうね。