我が子が敏感力を持つ子(HSC)なら、初めにすること

「子どもが自分と同じように

感じているわけではないらしい…」

とわかったけれど、

これから、どうすればいいの?

と困っていませんか?

 

「ふつうに子育てしてきたつもりなのに…

私、まちがってたの?」

と不安になった方も

いらっしゃるでしょう。

 

かつて、娘を理解しようともせず

一方的に一般的な子どもらしさ

押しつけていた私でした。

 

不登校などの多くのトラブルを乗り越え、

ゆっくり、ゆっくり

お互いに成長した母娘です。

 

やっと笑顔で会話ができる頃には、

「私と考え方が大きく違うけれど、

これが娘の自然な姿なんだ」

と受け入れられるようになっていました。

 

そんな中で娘に教えられ読んだ本が

「ささいなことにもすぐに

「動揺」してしまうあなたへ。」

エレイン・N・アーロン著 でした。

 

まず「あなたはHSPだろうか?」

という自己テストがあります。

 

(続編「ひといちばん敏感な子」の

HSPチェックはこちら

 

さっそく私の目から見た娘に

当てはめてみると

23問中22問が「はい」

だったのです!!

 

解説では、

12個以上の「はい」があれば

おそらく敏感力を持つ人(HSP)だろう

と書かれていました。

 

あわてて、むさぼるように本文を読み、

「まさに娘のことだ…!!」

と衝撃を受けました。

 

娘のことを理解してあげられずに

本当に申し訳ないことをした…

 

ともすれば、

自分を責めそうになった私ですが、

それでは何も解決しません。

今の自分にできることは、何?

 

まずは、敏感力を持つ人(HSP)を知り、

自分から娘の世界へ歩み寄ろう!

と決めました。

 

行動には、必ず理由があるんです。

敏感力を知れば、

今まで不思議だった娘の行動が

私にもわかるはずだ!

と思ったんですね。

 

本を読んで、それまで、

「なんで、そうなるの?」

とわからなかったことが

「あぁ、だからあの時…」

と娘のとった行動の意味が

理解できるようになったんです。

 

心のすれ違いが原因で

幼いころにできてしまった

母娘の心の溝を埋めるのに、

どれだけ多くの時間を

かけてきたでしょう。

 

それは、けっしてムダではなかった

と思います。

 

でも、私が

もっと早くに敏感力を持つ子(HSC)

という性格を知っていたなら、

どれだけ娘をのびのびと

育てることができただろう?

 

そう思うと胸が苦しくなります。

 

あなたには私と同じ思いを

してほしくないのです。

 

―非HSPの親は、

新しいことが好きでおそらく外向的、

 

HSCの子どもは、

新しいことを好まず内向的、

 

というような正反対の場合、

2人の間には深刻な溝があります。―

 

―実は、非HSPの親とHSCは、

とてもうまくやっていけるのです。―

 

―「子どものペースに合わせる」ことの

大切さを認識しましょう。―

「ひといちばい敏感な子」

エレイン・N・アーロン著より

 

大切なことは、ムリに子どもを

『一般的な子どもらしさに矯正する』

ことではなく、

『敏感力を持つ子(HSC

であることを認める』

ことだったんですね。

 

まずは、敏感力を持つ子(HSC)について

知るところから始めてみて下さい。

 

「子どものことがわからないから、

ありのままをわかろうとする!」

ただ、それだけです。

良いも悪いもありません

 

「あぁ、そうなんだ~!

あの子は、こうに感じるいてるのかも…

私にはそんな事、

思いもつかないけど…」

 

このように、

自分の今までの常識とは違う考えを

受け入れてみて下さいね。

 

「あの子の全てを受け入れなくては…」

「あぁ、私にできるかしら?」

なんて、不安に思っていませんか?

 

大丈夫!頑張りすぎないでください。

自分の気持ちまで無理に矯正する

必要はないんですよ。

 

まだまだ、納得なんてできなくて

いいんです。

 

とにかく、

「敏感な子どもたちは、

そんなふうに思うんだ~!」

素直に受け入れることが

スタートです。

 

自分の子ども時代の経験や、

周囲の子どもたちとは違う

我が子の言葉や態度に、

戸惑うことも多いでしょう。

 

しかし、それは、

子どもがわざと

意地悪しているわけでも、

あなたの子育てが悪い

からでもないのです。

 

自分が思い描く「子どもらしさ」

とは違っても、

それがこの子なのだと、

認めてあげてほしいのです。

 

敏感力を持つ子(HSC)を知るために

このブログにも

HSCの特徴 が書いてあります。

まずはそこから読んでみて下さいね。

 

もっと専門的に知りたい方には

こちらの本をお勧めします。

ひといちばい敏感な子(Amazonの販売ページへ)

エレイン・N・アーロン著

明橋大二訳

 

敏感力を持つ子HSCの特徴、

育て方、年代別対応方法まで

書かれているので、

きっとあなたのお役に立ちますよ。

 

そして、ブログの感想、

本を読んで気づいたことなど、

ぜひ私にも教えてくださいね。

 

また、ご質問や

取り上げてほしいテーマも

大歓迎!!

 

では、あなたからのメールを

楽しみにしています。

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