「このまま見守っていいんだ!と思えたのは…」

講座を受講されたママから、こんな言葉を頂きました。

「息子のことを安心して見守ってもいいんだ!

とわかって心がスッと軽くなりました。」

講師として、本当に嬉しい瞬間です。

 

彼女の息子さんは、とても穏やかで、

人と争うことが嫌いなタイプ。

 

しかしママは、いつも人に譲ってしまい、

自己主張をほとんどしない息子さんの態度が

気になっていました。

 

「もっと積極的になりなさい」

「自分を主張しないと、

みんなの中で埋もれてしまうわよ」

とアドバイスするのですが、

「僕はこれでいい」

と言い受け入れてくれません。

 

この先、競争社会へ出てやっていけるのか、

不安は募るばかりだったそうです。

 

実は、ママ自身が

「自己主張できなくて損をしてきた」

と感じていたんですって!

 

自分の体験があるから、

余計に気になって仕方なかったんですね。

 

 

そんな時に

「例え自分の気持ちを引っ込めて、

相手に合わせたとしても、

自分の意志でそうすることを選択したのなら、

全く問題はありません」

という私の言葉をきいて、

「息子は、人から我慢を強いられてるんじゃない。

子どもなのに、先を考え、

皆が上手くいくように自分を控える選択をしてたんだ!

この子って、すごい!」

と思ったそうです。

 

 

その時の講座内容は、

「相手が自分の意見と違った時の反応は5つある」

というものでした。

 

例えば、ランチに一緒に行こうと誘ったら、

相手と好みが全く違った場合。

1.一緒に行くのをやめる。

2.私の食べたいものに連れて行く。

3.相手の食べたいものについてゆく。

4.2人の好み以外のものを食べる。

5.2人の食べたいものがあるバイキングへ行く。

 

お互いの意見が違っても、

選べる選択肢はいっぱいあるんですね。

 

この選択に、

『どれが正解で、どれが間違いか?』

なんてないと思うんです。

 

大切なのは次の2点。

1.心の癖でいつも同じ反応ばかり繰り返していないか?

2.その状況に応じて、自分が納得できる判断をしているか?

 

息子さんは、本当に大切な時には、

相手が大人でもしっかり反論できるそうです。

ただ「これくらいどっちでも、いいや!」

と思うことが多いので、

結果的に相手に合わせてあげることが多いのだ

と気づいたママ!

 

自分が常に我慢して

相手に合わせていたママは、

「自分から納得して相手に合わせている」

と思いつかなかったんですね。

 

ご自身が、

「反論するより、相手の言いなりになった方が楽だと思い、

自分の気持ちを確認もせず、

自動的に相手に合わせる道を選んでしまっていた」

と気づかれたそうです。

 

 

「自分が言いたいのに言えない気持ちを

息子に代弁させたかったのかもしれない…。」

 

本当に、子どもはいろいろなことを

教えてくれますよね。

 

 

親が新しい考え方を手に入れると、

子どもの世界が広がるきっかけとなります。

「自分のためにも、子どものためにも、

コミュニケーション能力をもっと高めたい」

とお考えのママが増えています。

 

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あなたにぴったりの方法をご提案させて頂きます。

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