「大丈夫?」で大丈夫?

春は、進学、新学期、お引越しも多い季節です。
暖かくなって、桜が咲いて…
新しい出会いにワクワクする方も多いでしょう。

 
しかし、敏感力を持つ子の場合は、
ちょっと違うかもしれません。
今までとの変化を考えるだけで、
不安がいっぱいになるお子さんも多いですね。

 
そんな様子を見かけたら、ママは思わず
「大丈夫?」
ときいてしまいませんか?

 

これって、意外と正しく伝わりにくい言葉なんです。

 

多くの人は「大丈夫?」と聞かれたら、
ついつい条件反射のように
「うん、大丈夫!」と答えてしまいがちなんですって!
本当に問題が無い場合はそれでOKです。

 

ところが、中には問題を抱えているのに
言いだせない場合もありますね。

 

 

当人はかなり無理をしていても、
「まだあなたに迷惑をかけるほどでは無いので大丈夫です!」
という受け取り方もありますから…。

 

 

こちらは、何か役に立ちたいと思っているのに、
相手の本音がわからずに、困りますね。

 

 

こんな時には、少し伝え方を変えてみましょう。

 

「何か、困っていること、ある?」

 

そう聞かれると、まずは「うん」と答えることで、
話の突破口ができます。

 

 

ここでのポイントは、「ある?」と尋ねる事!
あることが前提だと、受け入れやすいんですね。

 

これが「ない?」ときかれると
また「うん」と答えてしまいがち…。

 

 
ちょっとした言葉選びで、
相手の本音を出しやすくすることができるんです。

 

 
漠然と、「大丈夫?」ときかれるよりも、
「気にかかっていることがあったら、話してみない?」
「嫌だなって思うことがあったら、遠慮せずに教えてね!」
などと具体的な言葉がいいですね。

 

 
「わぁ~大変!」と思っちゃいましたか?

大丈夫!普段は、そんなに気にしなくてもいいんです。

 

 

ただ、相手が「何ともない」と言いながら
表情が曇っていたら、言葉を選んでみて下さいね。

 

言葉で嘘はつけても
表情には本音が出てしまうんですって!

 
学校も、職場も、サークルも、
「ちょっとした困りごと」を伝え合うことができたら、
皆が楽になります。

 
「ヘルプを出すって、勇気がいる事だけど、
とっても大切なことなんだよ!」

 

「あなたのヘルプに、ママはちゃんと向き合うからね!」

 
そんな気持ちでドンと構えて、春を乗り切りましょう!
あなたの子育て、応援しています。

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