細かいことに気づく 敏感っ子の特徴1

お子さんの行動に対して

「それくらいのこと、いいじゃない!」

イライラしたことはありませんか?

 

我が家も、そうでした。

今から出かけるという時に、

「この洋服は首がチクチクする…」

と脱ぎ出したり

自分で注文した食事なのに

「思っていた味と違う」

と手を付けない…

 

親の私からしたら、

「それぐらい我慢できるでしょう!」

と思うことで娘が不機嫌になることが

よくありました。

 

 

時間がいっぱいあったり、

自宅ならまだましですが、

出先でこうなると母としても困りますよね。

 

どうしたらいいのでしょう?

 

子どもを信じましょう。

 

たとえ親はそう感じなくても

本人は、嫌だったり、痛かったり、

つらかったりするんです。

 

まずは、その子にとっては

それが真実なんだ

と受け止めてみて下さい。

 

 

感じ方は人それぞれ。

 

あなたと子どもさんの感覚は

違っていいんです。

 

まずはお子さんの

「不快だ」という思いを受けとめて

それを一緒に共感してあげてください。

 

ママが自分の気持ちをわかってくれた!

と子どもさんが感じたら、

次のステップです。

 

ママの事情を感情的にならずに

伝えましょう。

 

そして最後に最善策を提案してみます。

 

 

例えば、

はやく食事を済ませて出かけないと

間に合わない時間なのに、

いつものメーカーと違うシリアルの味が

気に入らないと言いだしたら

どうしましょう?

 

ステップ1.気持ちを受けとめる

「いつもの味と違うから、

気に入らないの?

お口の中が変な感じがするんだ

ドライフルーツが、

ちょっと酸っぱいと感じるのね

もう少し甘い方がいいの?

いつものシリアルを

楽しみにしていたから、

がっかりしてるのね

 

ステップ2.状況を説明する

「いつものシリアルがあればいいんだけど

今はないの

そろそろお出かけしないといけない

時間になるわ。

食べないで出かけると、

すぐにおなかが空いてしまうでしょ。

ママはそれが心配なの。」

 

ステップ3.最善策の提案

「ドライフルーツを抜いて

食べてみるのはどうかしら?

 

こんなふうに伝えてみたら、

どうでしょう?

 

頭ごなしに

「うるさいわね!はやく食べなさい」

と言われるのと

あなたならどちらが嬉しいですか?

 

 

でも、「そんなにうまくいくかしら?」

と思うかもしれません。

 

対処のしようがないことだってありますよね。

 

それでも、子どもさんは

自分のモヤモヤした気持ちを

ママに受けとめてもらうことで

少し安心できます。

 

この「受け止めてもらえる安心感」があると

ちょっと頑張ろうと思えますよね。

 

お子さんは、ママを困らせたい

わけではないのです。

 

自分の気持ちをわかってほしい!

ただそれだけなんです。

 

 

何でもかんでも要求に答える必要はありません。

 

普段から、気持ちを受けとめ、

自分とちゃんと向き合ってくれている

と感じているお子さんなら

「あなたの気持ちはわかるけど、

今は○○だから無理なの。わかってね」

ときちんと話をすれば

わかってくれると思います。

 

 

まずは、子どもさんの気持ちに

寄り添ってください。

 

小さい子なら、しっかり抱きしめて

「嫌なんだね」「つらいね」

と寄り添いましょう。

 

本人が落ち着いたら

これからどうしたいかをきいて

一緒に考えましょう

 

 

―――できれば自分で解決させましょう。

子どもが靴下にこだわるなら、

好きな靴下を選ばせてください。

好きな靴下が見つからないのは、

親の責任ではありません。―――

「ひといちばい敏感な子」

エレイン・N・アーロン著

 

「たとえこの子が満足する結果に

ならなかったとしても、

私の責任ではないんだ!」

そう思えたら、

ちょっとリラックスできますね!

 

さあ、笑顔で子育て再開です。

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