敏感力HSCは、発達障がいなの?

 

 

 

発達障がいの情報を知って、

「これって、うちの子?」

と不安になったことはありませんか?

 

気になる行動や症状だけをみると、

確かに思い当たることが

あったりします。

 

「実際に、医師によって誤診されている」

と言う専門家もいるそうです。

 

 

―――教室に入りづらくなった

男の子のことについて、

親御さんと話をしていた時のことです。

その子は、まさに人一倍敏感な子どもでした。

ところが親御さんは言われたのです。

「相談の先生から、この子、

発達障がじゃないかと言われたんです。」

私は愕然としました。

確かに、感覚の過敏さというところでは

共通することもありますが、

発達障がいこの子特性は、全く違います。

ですから、適切な対応というのも、

それぞれ異なります。

それを誤解したまま、誤った対応を続けられたら、

決してこの子の回復はありえない。―――

「ひといちばい敏感」

エレイン・N・アーロン著 

訳者まえがきより

 

 

敏感力を持つ子は、いろんなことに気づくので

すぐに気が散ってしまうことがあります。

 

これは「集中ができない」と思われがちですが、

HSCの場合、環境が整えば、

素晴らしい集中力を発揮します。

 

また、敏感力を持つ子が、刺激が強すぎる状況で

さらに刺激を受けると、圧倒され興奮して

「おかしな」行動をとりがちです。

 

これも、多すぎる刺激を少なくすることで

落ち着きを取り戻します。

 

 

周囲や本人が、敏感力を持つ性格を

正しく知ることで、困った状況を

避けることができるのです。

 

敏感力を持つことは

性格の特性の一つですから、

敏感力を持ち、発達障がいである

可能性もあります。

 

 

不安な場合は、専門家に相談してみる

ことをお勧めします。

 

残念ながら、HSCという概念を知らない

医師もいます。

 

また、全ての専門家が、

子どもの将来を考え適切なアドバイスを出せる

とは言えません。

 

 

人間ですから、間違いもあるでしょう。

 

 

どうぞ、あなたや子どもさんが、

信頼でき、尊敬できる専門家

探してくださいね。

 

お子さんの人生にかかわることです。

 

必要ならセカンド・オピニオンも求めましょう。

 

そして、その特性を上手に活かす育て方

一緒に考えましょう。

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