他の子と違う?と思ったら

「○○君は、慎重ね!

みんなと新しい遊具で遊ぶよう勧めても

行かないで見てるだけなのよ。」

 

「○○ちゃんは神経質だから、

ママも大変ね!」

 

こんなふうに言われたことは、

ありませんか?

 

娘は小さい頃から、

人の大勢いる場所や、

大きな音が苦手でした。

 

幼稚園でも、一人遊びや、

せいぜい2,3人の

仲良しのお友達としか

遊ぼうとしないのです。

 

先生が「外で一緒に遊ぼう!」

と誘っても「いい!」と断るので、

社交性が低いと心配されました。

 

『子どもは屈託なく、

明るく元気に走り回り、

誰とでもお友達になれる…』

 

そんな理想を押しつけられたら、

つらいですよね。

 

私は「うちの子は、ダメなの?」

とすごく不安になりました。

 

そこで、娘が積極的になれるようにと、

人の多い子ども向けイベントなどに連れ出し

慣れさせようとしたんですね。

 

しかし

ますます娘は元気がなくなってしまい

外へ出ることすら

嫌がるようになりました。

 

後に本人から聞いたのですが、

「何かの罰かと思った」くらい、

つらいだけだったそうです。

 

娘のためにと思ってすることが、

かえって本人を苦しめていたなんて…。

悲しいですよね。

 

私はどうすればよかったのでしょう?

 

実は、ありのままの我が子の姿を

受け入れることが必要だったんです。

 

敏感力を持つ子は、

集団の中では実力を発揮

しにくいかもしれません。

 

しかし、人の気持ちに敏感で、

場の空気が読め、

思慮深い行動ができます。

 

それを「子どもらしくない」

批判する人がいるかもしれません。

 

でも、そんな言葉に

耳を貸さないでください。

 

周囲から変わっていると言われようが、

気にしないことも大切です。

 

―――「子どもや親に
何か悪いところがあるから
うまくいかないのだ」
という考えは
捨ててしまいましょう。―――
「ひといちばい敏感な子」
エレイン・N・アーロン

 

特にお子さん自身が

「自分が悪いから…」

と思わないように注意が必要です。

 

「でも、この性格のままで

大丈夫なのかと、心配で…」

とお考えかもしれません。

 

親だからこそ、

我が子がかわいいからこそ

不安になるんですよね。

 

安心してください!

敏感力を持つ子の特性を知って、

良いところを伸ばしていけば

その子にしかできない

ステキな個性が花開きます。

 

まずは敏感力を持つ子のことを

知ってくださいね。

 

特性を知って探してみれば、

いっぱい良いところが

見つかります。

 

あなた自身が

繊細力を持つ人(HSP)でなければ、

敏感力を持つ子(HSC)の世界を

学ぶことで初めて

「あぁ、だからこの子は

あの時こんな反応をしたのか!」

と理解できるでしょう。

 

お互いが理解できたら、

心の距離はグッと近づきますね

 

自分とは違う感性を持った子どもを通じて

あなた自身の世界も広がります。

 

だからといって自分の考えを

無理に変える必要はないんですよ。

 

「あぁ、この子はこんな風に

感じているのかもしれないなぁ…。」

寄り添うことができたら、充分です。

 

さぁ、今から敏感力を持つ子について

学び始めましょう!

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