敏感力はこんなふうに現れる!

 

「よその子は平気なのに、

なんでうちの子だけ?」

とため息をつきたくなることが、

よくありませんか?

 

例えば、

・なかなか寝付かない

・集団遊びになじめない

・子どもなら楽しいはずの

イベントを嫌がる

・食べ物への不満が多い

・チクチクする肌触りに文句を言う

・とても臆病

・ささいなことにこだわる

・普段はおとなしいのに、

急にガンコになる

 

子どもらしくない…

親を困らせる…

と感じることも多いですね。

 

娘も、とにかく寝ない子でした。

抱っこして、やっと眠りにつたと思い

ベッドにおろすと

すぐに泣きだすので、

また抱っこ…の繰り返し!

 

混合授乳だったので

夜中の授乳にも時間がかかり、

寝つきが悪いうえに

すぐに目を覚ます…

私は睡眠不足でフラフラでしたね。

 

幼稚園は、とても嫌がりました。

いつまでも泣いていたのを思い出します。

慣れてからも、

決まったお友達と二人で

ひっそり遊ぶのが好きでしたね。

 

当時大好きなバスタオルを

抱いて寝ていましたが

大人になった今でも

そのタオルが無くなった時の喪失感を

覚えていると言います。

 

娘はおとなしく

親の言うことをしっかり守る

タイプでした。

 

しかし、大きすぎる刺激への

反応はさまざまです。

 

―――嫌なことを避けたいという気持ちから

かんしゃくを起こし、

怒りをぶつける子どももいます。

一方で、周りに気づかれないよう、

期待されないよう願いながら、

問題を起こすのを避けて、

ひたすら言うとおりに

している子もいます。―――

「ひといちばい敏感な子」

エレイン・N・アーロン著

 

表面に出てくる態度は正反対でも、

根っこは同じ「敏感力」なのです。

 

「でも、どんな子どもにだって、

こんなことあるでしょ!」

「敏感力が原因だって、

決められないんじゃない?」

と思うかもしれませんね。

 

確かにそれだけが原因とは限りません。

しかし、子どもたちが、

怒ったり、ふさぎ込んだり、おびえたり、

消極的になったりする理由が

「敏感力」によるものかもしれない

と知っていたら、正しい対応ができますね。

 

私はそれを知らなくて、

娘につらい思いをさせ続けてしまったんです。

 

お子さんにレッテルを張る必要はありません。

『敏感力を持つ子の良さを引き出す

コミュニケーション』

誰に対しても役立つものです。

 

たとえ、子どもさんが敏感力を持つ子では

なかったとしても、

この丁寧な対応をされて

喜ばない子どもはいません。

 

お子さんのためにプラスになったとしても、

マイナスにはならないのなら、

とりあえずやってみませんか?

 

まずは、敏感力を持つ子の特徴を

知ってください。

知ることはあなたの力になります!

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