我が家のミニトマトは今が最盛期

トマトといえば、夏の野菜ですよね!
暑い夏に、キュッと冷えたトマトをまるかじりする…
美味しそうでしょう。

ところが、この木枯らしの時期に
我が家のミニトマトは最盛期を迎えているんですよ。

我が家はマンションなので、
狭いベランダで育てています。
「野菜やハーブを育てたいけれど虫は超苦手!」
という娘が担当です。

いろいろ試行錯誤の末
水耕栽培に落ち着きました。

この夏は、大好きなミニトマトに挑戦!
真っ赤な実が鈴なりになることを夢見て
夏前から苗を買ってきてスタートです。

このトマト、ある程度までは大きくなったのですが
全く元気がありません。
ちっとも花が咲かないのです。

どうも、暑さに弱ってしまったようなのです。
土で栽培していれば、太陽光がカンカンに照らす場所でも、
根っこに影響は少ないのでしょう。
しかし水耕栽培だと、
水の温度が上がりすぎて
お湯のようになっていたのかもしれません。

楽しみにしていた夏のトマトづくりは
失敗に終わりました。

それでもあきらめきれずに
ミニトマトの種をまいて、
様子を見ていました。
秋を過ぎて、やっと黄色い花が付き始めます。
緑のトマトが鈴なりにできましたが、
今度は一向に赤くならないのです。

季節はどんどん移り替わって
木枯らしの吹く冬に…

こんな寒くなったら
トマトは赤くならないのでは…

そう思いながらも
しっかり水やりを続けていると
ゆっくりと順番に真っ赤なトマトに
なっていくではありませんか!!

地植えのトマトなら大歓迎の夏の日差しは、
我が家のトマトには過酷すぎました。

路地植えのトマトは
夏の日差しで真っ赤に色づきますが、
我が家のトマトには
冬のベランダの日差しが
ちょうど良かったようです。

ハウス栽培でもないのに、
冬にトマトが最盛期だなんて…。

一般的な常識からは
外れているかもしれません。
でも、目の前で、元気に育つミニトマトを見ていると
諦めないで、待ってて、良かった!
と思うのです。

みんなと一緒でなくてもいい
それぞれに合った
「最適な時期」
があるのだと
トマトに教えられた気がしています。

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