「好き嫌い」ってダメかなぁ?

「子どもには、小さい頃から、

色々なものを食べさせて、

できるだけ好き嫌いを無くさなきゃ!」

そんな風に頑張って

疲れちゃったりしていませんか?

 

私自身、好き嫌いがほとんどないんです。

(実はコーラが苦手)

 

これは、私の母の食育のおかげ

かなと思っています。

旅先でも、毎日の生活でも

「食べられるものを選ぶ必要がない」

のは、助かります。

 

そのせいもあって、

娘には小さい頃からいろいろなものを食べさせ、

好き嫌いを許さなかったんですね。

 

「これ、嫌だ…」と言っても、

「少しでいいから食べなさい」

慣れれば食べられると思い込んで…

 

『子どもの好き嫌いは親の責任』

と考えて融通が利かないママでしたね。

 

 

その結果、娘は食事が楽しくなくなりました

食は細いし、時間はかかるし…。

これには困りました。

 

こんな時、どうしましょう?

 

「無理はしなくていいよ!」

と言ってあげましょう。

 

実は娘の「好き嫌い」には、

理由があったんです。

 

つい最近わかったのですが

娘の敏感力は、

口の中でも発揮されていたんですね!

 

娘が苦手なのは、

「酢」「果物」「緑黄色野菜」など。

全部体に良さそうでしょう。

 

でも、これらの食品の

「酸」や「あく」や「酵素」が

辛かったんですって!

 

そう言われてみたら、

生のパイナップルをいっぱい食べた後、

舌が痛いって言いだして、

それからパイナップルが

嫌いになってしまいました。

 

単に好みの問題ではなく、

身体がつらいからイヤだったんですね。

敏感ではない私には、

思いもつかない事でした。

 

「でも、食べなくていいと言うと、

栄養が偏りそうで心配

と思うかもしれませんね。

 

大丈夫ですよ。

代わりのもので、充分栄養は補えます

 

味付けを工夫するだけで

食べやすくなることもあります。

 

同じ野菜のサラダでも

「酸っぱいフレンチドレッシング」だと辛くて

「マイルドなマヨネーズ」なら食べられる

ってこともありますから。

 

また、娘を見ていると、

体調によって、

その場の状況によって、

食べる量を調節しています。

 

私が、「オレンジ食べる?」ときいても

「今は、口の中を酸性にしたくない

感じだから、やめておくわ」

「せっかくいただいから、

一口だけ食べるわ」

というふうに。

 

無理には食べさせないが、

「絶対食べない」とも決めつけない。

そんなスタンスで、

気軽に声掛けして

お子さんの調子を聴いてあげてください

 

子どもの行動は

「単なるわがまま」

ではなく、

「理由があってのこと」

かもしれないと考えてみる。

そんな柔軟性が、

ママと子どもたちの毎日を

明るくできる秘訣かもしれません。

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