5つの愛情表現 その1 言葉

今回は、5つの愛情表現の中の「言葉」についてお伝えします。

愛を伝える言葉は誰にとっても嬉しいものですが、
特に言葉で伝えられるとで愛情を感じるお子さんがいます。

例えば
「あなたのことが、大好きよ。」
「お前を信じているよ。」

など無条件に肯定されるポジティブな言葉かけです。

受け取ったお子さんの顔が、
パッと明るくなれば、
ちゃんと愛情が届いていますね。

そこで注意が必要なのが、
条件付きでほめないことです。

「〇〇できて偉いね」
と褒めがちですが、
これは言葉に敏感なお子さんにとって
辛い言葉になることがあります。

〇〇できなければ、偉くない
と受け取ってしまうからです。

なので「できないこと」が怖くなり、
できないかもしれないことは「チャレンジしない
を選ぶようになるかもしれません。

お子さんに愛を伝えるなら、
その子の存在そのものを認める言葉が良いですね。

また、言葉で愛情を感じるお子さんにとって、
言葉は特別で大切なものです。

なので、嫌な言葉を投げかけられると、
非常に傷きます
心に傷を負うことさえありますから注意が必要です。

「これくらいなら何ともないはず!」
などと勝手に判断してしまわないように気をつけましょう。

親の側に、
子どもが言葉を受け取った後の反応をしっかり見る習慣
ができるといいですね。

言葉を投げつけて、言いっぱなしにしないことが大切です。


とはいえ、全ての親が愛情にあふれる言葉を
いつも考えつくわけではありません。

感情を言葉で表現するのが苦手な親もいるでしょう。

しかし、あなたのお子さんの受け取りたいと思う愛情表現が
言葉だとわかっているのなら、努力が必要です。


ゲーリー・チャップマンはノートを作って、
肯定的な言葉を書き留めることを勧めています。

本で得た言葉や、他の親が子どもにかけている
「これいいな」と思う言葉を書き留めて、
口にする練習を繰り返すのです。

すぐに上手く言えなくても大丈夫。

お子さんへの愛情を上手に伝えたい!と思って努力している親の姿」
をお子さんに見てもらいましょう。

やがて新しい言葉があなたの身につけば、
それを受け取ったお子さんの表情に
変化を感じられるでしょう。

子どもは、自分が愛されていると感じれば感じるほど、
自分からも愛情を表現しようとする
からです。

親子がお互いに愛情あふれる言葉を交わすことができるなんて、素敵でしょう!
親の言葉磨き、大事ですね。

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