雑草と聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか？
踏まれても、踏まれても立ち上がる…。
そんなイメージがありませんか？
雑草研究者の稲垣栄洋さんによると、
実際はそうではないそうですよ。
ライバルが多い豊かな土地には生えず、
道ばたなど
競争相手が少ない場所をさがして生きるという戦略
をとっているそうです。
弱いからこそ、したたかに！というわけですね。
踏まれたら、再度立ち上がるという
余計なエネルギーを使わずに、
横たわったままでもいいから種子を残すんですって！
「根性論ではなく、大切なことを見失わないのが本当の雑草魂です」
とおっしゃいます。
この感覚って、いいなと思ったんですよ。
HSCは競争を勝ち抜いていくのが苦手。
できれば誰とも争わずにいきたいタイプが多いですね。
人から根性論で励まされるのは、
大の苦手なのではないでしょうか。
それなら、この
「無理はしないが、本質は見失わない」雑草的な生き方、
意外とHSCに向いていると思いませんか？
他のお子さんと比べて歯がゆい思いをすることもあったりしますが、
「本当に大事な事は押さえている」と思えれば、
余裕をもって我が子を見守ることができるでしょう。
弱い面や不得意な事があってもいいじゃないですか。
そこを上手に、回避したり、手助けしてもらったりしながら、
しなやかに自分の生きやすいように生きる！
これができたら、
ありのままで人生を謳歌できそうです。
お散歩の途中にでも雑草を見かけたら、
どうぞこの「雑草の生存戦力」を
お子さんに伝えてみてください。
どんな反応が返って来るか楽しみですね。
良かったら、私にもお子さんの反応を教えてください。
楽しみに待っています。