スカラムーシュ・ムーン

困難というものは、
乗り越えられる人のところにしか
訪れないものです。

 
チームバチスタでおなじみ
医師で作家の海堂 尊さんの小説
「スカラムーシュ・ムーン」の一節です。

大プロジェクトを前に尻込みする22歳のヒロインを
指導する大学院の教授がこう続けます。

 
その壁を乗り越えさえすれば、
その先に必ずゴールが見えてくる。
成功のために必要なのは3つだけ。
先を見通す視野
流れに身を任す度量
世のため人のためになりたいと願う素直なこころ
です。

 
お母様からのご相談を受けることが多い私には
子育てで悩む母を救う言葉に見えました。

子育ての悩みというものは、
乗り越えられる親子のところにしか
訪れないものです。
その壁を乗り越えさえすれば、
その先に必ず笑顔が見えてくる。
成長のために必要なのは3つだけ。
子どもの未来を見通す視野
子ども信じて流れに身を任す度量
自分も相手も大切にしたい願う素直なこころ
です。

勝手な解釈ですが、
私には、こう思えたのです。

 
このスカラムーシュ・ムーンという小説
エンターテインメントとして素晴らしいだけでなく
出てくる言葉がこころに響く!
一粒で二度おいしい的な…
何だかお得な気分です。
横山お勧めの小説です。