反抗期2

学校の先生によると、150813
反抗期に入る生徒が多い
中学2年生の担任が
一番大変なんですって!

 
先生が注意した時などに
目を合わせなくなると
そろそろ反抗期だな!
ってわかるそうです。

 
その頃になると
「家では言う事を聞かないので、
学校で厳しく指導してください!」
と『親の丸投げ』も増えるそうですよ。

 

それまで従順だった我が子が
急に反抗的になって
親が一番戸惑うのでしょうね。

 
「成長の証と思って、
ドンと構えていれば、
自然とおさまる」
と経験者は言いますね。

 
当事者である子ども達は
どう思っているのでしょうか?

 
「ご飯できたよ!」
の一言にでも
「今、忙しいの!」
と言い返していたお嬢さん。

 
気がついたら終わっていた
反抗期を振り返って、
「自分が親になったら
社会常識さえ守っていたら
自由にさせてあげたい」
と話していました。

 
また、
「親だから」
「あなたのため思って」
という言葉が、一番嫌だった!
と言う意見もありましたね。

 
中学生になると
行動範囲が広がり、
友好関係も複雑になりますね。

 
新しい環境に慣れようと
いっぱいいっぱいになる時期です。

 
そんな時に
「親だから心配してるのに…」
なんて口出しされると
「私の何がわかるって言うの?」
とキレたくもなるのでしょうね。

 
「反抗期って
自分の気持ちが
つぶされそうになった時に
出る反応かも…」
そんなふうに振り返って
分析する子もいましたよ。

 
ここに一つの答えが
ありそうです。

 
「自分らしさ」
を模索し始めるこの時期に
そこをつぶされそうになると、
全力で抵抗してくる

 
それが反抗の構図なら、
「つぶす」のではなく
「受け入れ」てみませんか?

 
もちろん大人から見たら
危ういことだらけでしょう。
先回りして
忠告したい気持ちも分かります。
でもね、考えてみて下さい。

 

自分の若かりし頃
親のもっともな忠告を
「なるほど!そのとおりだ!」
なんて、きけましたか?

 
忠告を無視して、
失敗して、傷ついて
後悔して…
私達も、そうやって大人に
なって来てるんですよね。

 
なら、反抗してくる子ども達を
突き放すのではなく
とりあえず、
「そうなんだね」
と受けとめるところから
始めてみてはいかがでしょう。

 
正しい答えなど
誰も知りません。
子育てに絶対の「正解」など
無いと思います。

 
でも、必要とされる時に側に居て
一緒に考える
一緒に悩む
それならできそうでしょ!

 
私自身
「親なんだから、
正しく子どもを導かなければ…!」
と肩に力を入れて頑張っていた頃
娘との距離は、
ドンドン開いて行きました。

 
間違いに気付いて
「話を聴くくらいしかできないけど…!」
と寄り添ったら
心を開いてくれましたね。

 
混乱の只中にいる反抗期!
心のモヤモヤを整理する
お手伝いが出来たら
それで充分だと思いませんか?

 
子ども達が自ら成長する力って、
本当に凄いんですよ!