毎日の会話で人格形成

先日新聞で、

「日々の会話が人をつくるんだなぁ!」

と改めて感じたお話を見つけました。

スーパーで偶然出会った

親子のお話だそうです。

パパは抱っこひもで赤ちゃんを抱き、

2,3歳の娘の手を引きながら、一言。

「だけど、出る前に教えてくれたから偉かったよ」

その言葉を受けて女の子が嬉しそうに

「ありがとう」と答えたそう。

どうやら、トイレへ行ったものの失敗してしまったようです。(要約)

なんてステキなパパなんでしょう!

お話を投稿した方も、自分なら

「もっと早めに言わないとダメでしょう」

きつく叱って、

子どもの方は下を向いてふくれていたと思う

と書かれていて…。

パパが、娘の

「できなかっとことを責める」

のではなく、

「できたことを認める」

ところが素晴らしいですよね!

お嬢ちゃんは、

結果的に失敗してしまったようですが、

頑張った過程を認めてもらい、

努力が報われた気がしたでしょうね!

「次はもっと早く伝えて、

失敗しないように頑張ろう!」

前向きな気持ちになったことでしょう。

だからこそ、

「ありがとう」という

素直な言葉が自然と口をついて

出てくるのだと思います。

取り上げられたのは

一場面でしかありませんが、

日々の生活でも、

同じことが繰り返されているように

思いませんか?

何か失敗するたびに

「自分のせいで失敗した…」

と痛いほどわかっている上に

親から叱責される。

たとえ結果的に失敗したとしても、

「でも、この点は頑張ったね」

とそれまでの努力を認めてもらえる。

この違いの積み重ねって、

人格形成において

大きな差となって来ると思いませんか?

あたたかい言葉に包まれて

成長できるお子さんが

もっと、もっと増えるといいな!

ここは大人の頑張りどころですよね。